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2026-09-11

SIL Open Font Licenseとは?やっていいこと・ダメなこと

Google Fontsをはじめ多くのフリーフォントが採用しているSIL Open Font License(OFL)について、やっていいこと・ダメなことを一次情報ベースで整理しました。

SIL Open Font Licenseとは?やっていいこと・ダメなこと

CREATIVE FINDERに掲載しているフォントのうち、最も多く採用されているライセンスがSIL Open Font License(通称OFL)です。Google Fontsのほぼ全て、そして多くの個人配布フォントもこのライセンスを採用しています。名前は目にしても、内容を正確に把握している人は意外と多くありません。ここでは公式のライセンス文(openfontlicense.org)をもとに整理します。

SIL Open Font Licenseとは

SIL Open Font License(OFL)は、フォントを自由に使う・研究する・改変する・再配布することを認める、フォント専用のオープンライセンスです。SIL Internationalという団体が策定し、現在の最新版はOFL 1.1です。Google Fontsで配布されているフォントのほとんどがこのライセンスを採用しています。

やっていいこと

  • 商用・非商用を問わず利用すること
  • フォントを改変すること
  • 改変したフォントを再配布すること
  • 他のソフトウェアやコンテンツに組み込んだ形で配布すること

無条件でここまで認められているのが、OFLが「フリーフォントの標準」として広く使われている理由です。

ダメなこと

フォントファイル単体を、それ単独の商品として販売することは認められていません。これがOFLで最も見落とされやすいポイントです。「商用利用可」という言葉だけを見て、フォント素材集のような形で転売できると誤解してしまうケースがありますが、規約上はこの点が明確に区別されています。

また、改変したフォントを再配布する場合、元のフォント名(予約されたフォント名/Reserved Font Name)をそのまま名乗ることも認められていません。改変版だと分かるように名前を変える必要があります。

「組み込み配布」の考え方

OFLでダメなのは「フォント単体の販売」であって、「フォントを使うこと」自体ではありません。フォントを使ってロゴ・バナー・印刷物・Webサイトを作り、それを販売することは問題ありません。同様に、フォントを他のソフトウェアやアプリに組み込んで配布することも認められています。線引きは「フォントファイルそのものが、独立した商品として扱われているかどうか」です。

CREATIVE FINDERでOFLを採用しているフォントの例です。

Noto Serif JP
Noto Serif JP商用利用OK(条件あり)

Google Fonts。SIL Open Font License 1.1。

配布元: Google Fonts
全児童フォント のプレビュー
全児童フォント商用利用OK(条件あり)

たぬきフォント配布。SIL Open Font License 1.1。

配布元: たぬきフォント

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